良く使われるのがフルサイズやAPS-Cで、フルサイズは大体36×24㎜...昔よく見たネガフィルムの1コマのサイズの画像センサーです。
APS-Cは23
基本的にはサイズが大きい方が画像センサーとしては高性能となります☝🏻。
で、最近身近でフルサイズの方が画質が良い、APS-Cでは今一...なんてことが話題になったのですが、もう何年もフルサイズしか使っていないので「んッ?どうだったかな??🤔」と思い、過去に撮った写真を見返して見ました。
過去画像のデータの日付を見ると、デジ一で撮影し始めたのは2004年4月となっています...15年前ですね...古いな😅。
それまでは、フィルムもしくはコンデジでとっていましたが、そのころから普及価格帯のデジ一が各社から発売され、自分も購入に踏み切ったと記憶しています☝🏻。
いくつかサンプルも貼っておきましょう☝🏻
これはデジ一最初期の頃の写真です...モデルはもちろん今は亡きボスで、撮影場所はいつもの公園だったりします😅。
さすがに解像度で言えば明らかな差がありますね~ 🙄
ですが、使用カメラはNikon D2H...画素数は400万画素と今では有り得ない低画素機です😅。
今やiPhoneですら1200万画素、コンデジやデジ一となれば2000万画素超が当たり前なので見劣りするのは仕方ないですね...
とは言え、毛の質感は十分出ているし、ピンが来ている所は十分シャープで、前後のボケも自然に広がっており、写真としては満足な仕上がりで、長いことHPのトップ画像にしていたのも納得。
レンズはAF-S 70-200mm F2.8 VR、105㎜で絞り開放、SS1/2000秒で撮ってます。
これも同じくD2H...レンズはAiAF 50mm F1.4で絞りF3.2、SS1/4000秒で撮ってます。
場所はいつもの川ですね。
いつもの川のように光量が少ない場所、そこで光が差し込んでくる明暗差が大きい場所等はD2Hが苦手とするところですが、それなりに解像しており、暗部に変なノイズも出ていませんね...画素数なりですが、ISO400位までなら悪くないですね。
次はもう少し画素数を上げて...Nikon D70の作例...といっても600万画素なので、今と比べれば低性能過ぎ?😅でも、当時の最新機種ですよ☝🏻
レンズはAiAF 35㎜ F2で、絞りF5.6で撮ってます。
なかなか頑張って解像してますね...今どきの円形絞りではないですが、ボケ味も悪くはないかと。
このレンズは当時の単焦点標準レンズとして重宝しました。
以下の作例は、ちょっと進化してNikon D200です...それでも約1000万画素なので、今どきのデジ一の半分以下の解像度 🙄
まあ、発売日は2005年ですしね~
ですが、1000万画素超えてくると、さすがに解像度上がったな~って実感が有ります☝🏻。
屋内での接写...ほぼ最短撮影距離です...ボスのたるみ具合は気にしないでください 😅
レンズはAiAF 35mm F2で絞りF5.0、SS1/10秒で撮ってます...カメラを床べた置きで撮ってるので手振れ無し!
鼻紋はもちろん、鼻周りの毛もきちんと解像してます...さすが1000万画素効果ですね
ボケも自然な感じです。
解像度を見るため、今度は猫の作例でも。
こちらは、今は亡きでぶりんのアップ
使用レンズはAiAF 35mm F2.0で絞りF2.5、SS1/90秒で撮ってます。
これも最短撮影距離で撮影しているので、かなりピントが薄いですが、ピントを合わせたまつ毛はきちんと解像してます。
これは某猫の保護シェルターで里親募集用写真撮影をしていた時の物。
屋内の蛍光灯下での撮影です。
レンズはAiAF 50mm F1.4で絞りF2.8、SS1/200秒で感度ISO800まで上げて撮ってます。
ISO800でも十分使えます。
再びボスの写真に戻り、こちらは広角での例
レンズは、当時のキットレンズに採用されていたAF-S 18-70mm F3.5-4.5で焦点距離18㎜、絞りF7.1、SS1/180秒、内臓ストロボ使用で撮ってます。
逆光、かつ画角内に光源が入るデジカメがあまり得意ではない条件です。
こちらは同じレンズで日中の撮影...焦点距離18㎜、絞りF5.6、SS1/750秒
風になびいてる毛もちゃんと撮りきれてます。
このレンズは低価格ながらなかなか良い写りをしていました...あえて手振れ補正機能を付けず、光学系の設計に力を入れたのでしょうね ☝🏻
ちなみに、この写真は本の表紙に採用されました。
今度は望遠での動態撮影の例
レンズはAF-S 70-200mm F2.8 VR 焦点距離200mm、絞りF3.5、シャッタースピード1/500秒で撮影
真正面から走ってくる被写体なので、D200のAFでもピント外すことがありましたが、これは何とかOK 。
背景も良い感じ☝🏻
やはり、ゴールデンの毛並みは緑の中で映えますね~
これはアメリカの国立公園のパンフレットの表紙に採用されてます。
これはおまけですが、シグマの廉価ズームレンズ70-300mm F4.0-5.6(正式名称すら覚えていません😅)での作例
焦点距離135mm、絞りF4.5、SS1/1000秒での撮影
AFが遅いので動態撮影ではダメダメですが、止まっている、あるいは歩いている程度ならこれくらいには映ります。
焦点距離70〜200mmの間ではそれなりに解像して、ボケも特に汚い感じはないですね。
300mmまで伸ばすとダメダメだったと思います😅
まあ、多くの70−300mmズームがそんな感じかと☝🏻
ここに挙げた写真を含め過去の写真を見直し、最近のフルサイズで撮影した写真と見比べると、確かに厳密に言えば画質の違いはあると感じました。
等倍に拡大してドットを見比べたら、明確な差が出るでしょう。
しかし、写真として見た場合にはそれほど気にすることではないかな~🤔って印象です。
逆に10数年以上前のAPS-C機でも、十分奇麗に撮れていたのだな~とも再確認できました。
現行の高画素APS-C機ならその差はさらに少なくなっているのでしょう☝🏻。
ネット上の作例を見てもAPS-C機で撮影した良い作品がいくらでも存在しますし。
結局のところ、写真の評価においてはフルサイズかAPS-Cか...は、大した意味を持たないってのが個人的見解です。
実際、過去にAPS-C機で撮影した写真に不満はなかったですしね~ ☝🏻
ただし、撮影するうえでファインダーの見やすさについてはフルサイズ機が圧倒的に有利です...はい、この年齢になると特に😅
今後ミラーレスが主流になれば、それすら無意味になっていく気もしますが...
まあ、所詮趣味の世界、それで商売してるわけではないですし、楽しく撮れれば何でも良いのかな~っと😅